真鍮について

-About Brass-

真鍮とは?

真鍮(しんちゅう)は、5円玉やトランペットなどの管楽器に使われている金属として知られています。

銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金であり、その美しい色合いから「黄銅(おうどう・こうどう)」とも呼ばれます。
英語で真鍮は「Brass(ブラス)」。
金管楽器の楽団を「ブラスバンド」と言いますが、真鍮という意味合いがあります。

真鍮は紀元前20世紀頃のローマ帝国の時代には登場しておたと言われており、当時の流通貨幣や武具の素材として使われていたそうです。

真鍮製品は時の流れと共に酸化し、アンティークのような味わい深さを持つ特徴があります。

冒頭書いたように真鍮は銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金のため、その特徴は熱によって形を加工しやすいことです。
その特徴から、デザイン性の高いインテリア用品や装飾品、文房具に広く使用されています。

真鍮は20%以上の亜鉛を含むものであり、やや赤みを帯びつつ強度としなやかさがバランスよく取れています。

メンテナンスは必要?

真鍮の一番の魅力は、使い込むほどに深い色合いに表情を変えていく点です。
ただ、使い込むほどに変化する様子を楽しむことができる点は魅力的ですが、空気に触れることで酸化し、表面が曇ってきたり黒っぽい色味になってきたり、手の油分や水分、保管環境などが影響し、黒ずみが濃くなったり緑っぽい錆が出てきてしまうこともあります。

こういったことから、より長くご愛用いただくためには、定期的なメンテナンスをすることはおすすめです。

真鍮のメンテナンス方法は?

日々の使用で色調が変化する楽しみもありますが、劣化を防ぐためには保管方法の工夫、こまめなメンテナンスをするとよいでしょう。

真鍮製品の保管やメンテナンス方法は、

  • 通気性の良い場所に置く:サビを防ぐ
  • 多湿を避ける
  • 乾いた布で汚れをふき取る
  • くすみが気になる場合は、酢や重曹などを使用して磨く
  • 真鍮専用ポリッシュクロスや金属用の研磨剤を利用する

詳しいお手入れ方法は、ブログにて後日紹介しようと思います。詳細が気になる方は、まずはネット検索で調べてみてください。

絶対にしなければならないわけではないですが、このようなメンテナンスでをすることで、真鍮の魅力的な色合いや質感を保ちながら大切なアイテムを長くお楽しみいただけるかと思います。

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